てぃーだブログ › 障がい者福祉とボランティア › 障がい者をとりまく環境 › 恥と偽善と嫌悪の狭間で
このブログは豊見城市にある社会福祉法人桜山荘の障がい者デイサービスさくらんぼで有償ボランティアの活動をしているわたくしさくらんぼさんの主観で書いているブログです。
障がい者への理解や認知度というのは老人福祉と比べると低いように思います。
知的障がい、心的障がい、身的障がい。
色んな障がいはあれど、実際我が身に若しくは周りにそういう方が居ないという状況では情報も入って来なければ、接する機会も少ないのです。
仕方ないことです。

でもそういう状況がかえって家族が外に出したがらない→本人の社会性が狭まる→身体も弱ってくる→かえって介護が辛くなる。

そういうスパイラルを生んでいるのではないでしょうか。
これはご家族が悪いとか周りが悪いとかそういう問題でもないと思います。
あくまでも私自身の見解ですが。

色んな人が集まる環境の中に置かれること自体が脳みその刺激になって身体の刺激になって健康に繋がるように思います。
障がいの程度がそれぞれなので、授産施設で仕事の出来る人、介助があれば身の周りのことが出来る人、そして全介護状態の人。
いろんな方々がコミュニケーションを出来る場の提供がこれからは必要になってくるように思います。

こんな環境の中でボランティアと言う立場で現場に赴くこと自体が偽善だと言う人もいます。
私はこういう状況を色んな方に知っていただいて少しの間でも「接する機会」に興味を持っていただければ、と思ってこのブログを始めました。
偽善と言われてもやっぱり自分が目指す方向性というものが「押し付け」ではなく、自然と耳に入っていく環境になっていければ・・・幸いです晴れ



ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキングへ
同じカテゴリー(障がい者をとりまく環境)の記事
悲しい事件
悲しい事件(2010-08-01 18:18)

障害者の生産活動
障害者の生産活動(2010-07-30 21:17)


Posted by さくらんぼさん at 20:37│Comments(2)障がい者をとりまく環境
この記事へのコメント
お久しぶりです
パソコンが修理中だったため
ブログ活動休止してたんだ
そんな中 あこあぽさんが素敵な活動に参加したんだね
とっても大変な仕事だけど
とってもやりがいがあって素敵な仕事だね
CHIKOのママも 癌と闘っている最中に
脳梗塞を起こし今も 言語障害・右半身に麻痺が残り
生活が大変です(><)
まだ本人が その事と上手く向き合えず混乱してます
CHIKOは沖縄に移住してきたため
ママのぉ世話は もっぱら実家にいる姉にまかせっきり・・・
たまにしか会えないので 
苦労が身にしみてわかってない所がぁると思うんだ~
あこあぽさんの記事で色々勉強させてね
そして 体壊さないようにがんばって!
Posted by CHI-KO at 2010年07月15日 11:27
CHI-KOさん、コメントありがとうございます!
お母さん、大変ですね。
障がいを持ちながらも命を取りとめた事、素晴らしいと思います!
私の母は私が小学校3年生の時に亡くなりました。
癌でした。
障がいが残ってでも命を取りとめてくれていれば・・・と思います。

小さくても大きくても身体に不自由がある方は大勢いると思います。
そういう方々も自立して生きていくことが求められていると思います。
CHI-KOさんのお母さんもお世話大変だと思いますが、デイサービスなどを使って家族と一緒に楽しく生活できるといいですね!
私もまだまだ勉強中の身ですが、頑張ります!!!
Posted by あこあぽあこあぽ at 2010年07月18日 10:00
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。